セールスマンさん、電話をしないで!


このところお天気なので、母に電話しても
つながる率が益々低くなった。
仕事の合間にしか電話ができないこともあるけれど。

とりあえず母に
「お天気でしたね、庭のチューリップはどうですか?
私は、今、仕事が終わりました。
これからスーパーに寄って、お家に帰ります。
パソコンの調子が悪いので修理のまねごとをします」と
eメールをした。

しばらくすると母から携帯に電話がかかってきた。
「今日ね、男の人が『そちらにパソコンを
使っている人はいますか?』と電話をしてきたの。
『いません』と言ったら『そうですか』と切ったの」
「そう、電話がきたんだね。セールスかな」
「パソコンが壊れたんでしょう」
「そう、調子悪いの」
「その人?」
「え?その人って?その人がどうかしたの?」
「電話の人よ」
「電話の人がどうしたの?」
「知り合い?」
「知らない」
「だってパソコンを使っている人って言っていたの」
「セールスの人でしょう」
「でも、知り合いでしょう?」
「知り合いじゃないわよ」
「だって『パソコンが壊れていないか』って」
・・・・と話がドンドン変わっていく。
ど~もその人と私を結び付けたいようで(苦笑)

「お母さん、お母さんがもしテレビの調子が
悪くて修理を頼む時、私のうちの電話をお知らせする?」
「しない」
「そうよね、しないよね。私もしないの」
「でも、パソコンの調子が悪いことを知っていたよ」
「そう、アテズッポじゃないの?私は知らないしねぇ。
あれこれ考えて結び付けて心配しなくていいから。安心して。」
「別に想像して、たくらみを考えているわけじゃないもの。
パソコンの調子が悪いことを知っていた人だもの、
サクチャンの知り合いと思うでしょう。」
「そう、チューリップはどうしているの?」
「ダンダン芽が出てきた。そんなことより知り合いでしょう」

話を切り替え作戦が失敗。
それこそ『たぶん』だけど、母の中にでは、
私の知り合いが何かよからぬことを考え、
電話をしてきていると思っているような印象。
まいったな、こりゃ。


4月22日
サクラ