花も嵐も踏み越えて


4週間ぶりに母の受診。
病院へ行く前に母をピックアップする予定だったけど、
途中で勤務先から電話が入り、慌てた。
病院に行く途中と知っていても電話をしてくるぐらいで、
電話の向こうで「ごめんね」とすまなそうに話している。
私も気持ちが辛くなる。好意で中抜けさせてもらっているし、
何事もない時は、感じなくても、こうした緊急時に
対応できず、体がふたつあるといいと感じた。

電話が終わって、取り急ぎ、母に電話をするが、
なかなかでない。携帯電話にも出ない。
お~い出て頂戴よぉ~~。ようやく出たので、
事情を説明し、タクシーで行くように伝えた。
「わかった。大丈夫だから。表通りでひろうから」
「こんな天候じゃひろいにくいし、呼んだ方が間違いないわよ」
「よんで。」「え?」「よぶって、どうするの?」
出ました、お嬢様!「やってよ、どうするかワカラナイモン」。

ネットワーク・タクシー配車センターに電話をすると30-40分待ち。
困ったぁ~けっこう焦る。こんなところに停車していると
益々、病院到着時間が遅れる。ん~そうだ!地元のタクシーだ!
電話番号案内に問い合わせ、地元とローカルタクシーへ電話。
「母を病院に連れて行ってほしい」と自宅住所と病院名を告げる。
配車担当者の呼びかけに応答あり。おかげさまで10分程度で
配車してくださってマジ涙。ありがとうございます。
近頃、以前に増してラッキーに涙腺が緩む。
逆な立場で考えると先方は当たり前でやってくださっている。
それが心に染みて、しみじみ幸せというか、ありがたく感じる。

そして、肝心な受診の話。脳血流検査結果は、特に所見なし。
が、しかし、右脳に萎縮が認められた。右脳ですよ、右脳。
アルツハイマーと聞いた時よりも何故かショック。

これまでの抗血圧上昇剤に加えて、塩酸ドネペジルが
1日1.5mg処方された。
担当医が投薬にあたってどのような説明をすることが
望ましいかと配慮してくださった。
母は【予防のためのお薬】ということを素直に受け止め、
安心した様子。帰りに一緒に食事をした際「検査を色々
してもらったおかげで安心したわ。」と喜んでいる様子。

母に塗り絵ブックと折り紙の本を渡した。
まずは、できること、できそうなことをやっていく。
残存機能を保持するために。

4月26日(木)
サクラ