できるかしら・・・


先日、プレゼントした塗り絵にチャレンジしようと
色鉛筆を探したらしいが、見つからなかったそうだ。

そして、折り紙にチャレンジしようと思って、
改めて本を見たそうだ。
その感想は、「けっこう難しそうね、私にできるかしら」。
私は、この2つのことに驚いた。

母は以前にあったもの、それが10年前でも、20年前でも
あったものは「あった」。なければ「誰かが・・・」だった。
でも「見つからなかった。買ってくるわ」と言った。

そして、口が裂けても「私にできるかしら・・・」と言わなかった。
自分は今も完璧!とばかりに、全能観が炸裂していた。
でも折り紙の折り方を見てイメージをしたと思う。
その結果「難しそう」と感じ、「できるだろうか」と考えた。
更に「でもやってみないとわからない。練習で家にある紙で
しようかな、と思ったけど、せっかくだから」と言っていた。

母は、これまで見慣れないもの、馴染みのないものを
覚醒時(?)に「誰かが置いていった」と捨てていた。
今回、折り紙の本も塗り絵も捨てなかった。
そして、チャレンジしようと思っている。
お母さん、一歩進んで。

次回会う時、私の手持ちの色鉛筆を母に持っていく約束をした。
「そう、ありがとう。じゃぁ、折り紙だけを買うわ」と。
会話の流れもちょっと変わった印象。
以前は、どこか上の空といった印象だったけど、
ここ数日間、母は話を聴いている感じがする。

5月4日(金)
サクラ