母のモチベーション
昨年から母はコンビニで買い物をするようになり、
スーパー利用度は月1-2回程度となった。
密かに母は買い物ができにくくなっている。
母は分類がいまいち認識できていない。
例えば、ごみ袋を買う場合、1列ずつ
ごみ袋を探して歩く。
もしくは、ごみ袋がどこにあるかお店の人に聞く。
スーパーは、レジぐらいにしかスタッフがいない。
コンビニは、探す範囲もせまく疲れない。
そして、何よりレジの人に声をかけやすい。
色鉛筆を買ってくる、折り紙を買ってくる、
1回毎の薬を入れるためのミニ袋を買ってくる、
話をしている時は、意欲的な表現をするけれど、
できないんだな、これが。
昨日、母は600メートルほど先のスーパーまで
お醤油味のドレッシングを買いに行ったようだ。
私は一昨日、冷麦サラダの作り方を話した。
そして、コンビニではなくスーパーの名前を挙げて
お醤油味のドレッシングを用意することを勧めた。
母の中では常に「A=B」の公式がある。
『お醤油味のドレッシングを販売=スーパー』
決してコンビニでも売っている、とはならない。
20時半過ぎにお刺身や果物をもっていこうと
電話すると母は久し振りに歩いたので疲れた、
といって既に床についていた。
せっかく寝付きそうなのに無理に起きていると
脳に血液が行きにくくなって、せん妄を起こすと
困るので配送中止。何も言わずに電話を切った。
今朝は4時に起きたらしく、お薬コール(8時半)には
「もうご飯も食べたし、薬も飲んだし、全部仕事が終わった」と。
私は
「運動したからぐっすり眠られてよかったね、
あそこのスーパーはちょうどいい距離よね。
スーパーまで歩くと足の治りも早まるし、脳の働きや薬の効き目も
よくなるし、本当にお母さんの努力はすごいね。見習うから。」
「うん、頑張っているの。明日も歩くから」
「お母さん、がんばり屋さんだからね、でも徹底は負担だから
ほどほどにね。それだけはお願いね」
「そうね、私、徹底しちゃうからね。わかった、気をつける」
「ありがとう、じゃぁね、もう始まるから」と電話をきった。
私の仕事は、とにかく母がモチベーションを上げるように
働きかけを工夫していくこと。
6月26日
サクラ