気持ちを活かす
昨日から母に【お薬だよコール】を朝8時半にしている。
母は納得しないと受け付けない傾向がある。
先日、薬の断面図を書いて、「ね、食後30分ってことは、
食事を取るでしょう、その食事が消化するために出る
消化液によって、薬の一番上のコーティングが溶けて
効き目が出てくるのよ。コーティングっていうのはね、
薬の表面を覆っている特別の膜のことで、アップルパイの
層みたいなものよ」と、まぁ、説明になってそうで、
なっていないことを母に話した。
それでも母は一生懸命に聞いてくれて、
「じゃあ、食事は絶対にとらないとダメだわね」
「寝坊して、食事が取れなかったらどうしよう…」と
母なりにいろいろ自分を振り返りながら考えていたようだ。
母は炒めることが好き。
一気にいろーんな入れて、フライパンでシャシャ。
昔から、本当に料理が苦手。
母の母親、つまり私の祖母は母に色々作って食べさせたようで、
食べることも好きだし、味つけにもいっちょう前に口を出す。
が、しかし、自分じゃ、ブーッ。できないんだな、これが。
料理ができますか?と聞かれたら「できます」かもしれないが、
じゃあ、作っていますか?どのように作りますか?というと
「???????」でほぼできないに等しい。
母の自覚では「全てできる」「全てやっている」。
しかし、様子をみていると『おしっこしたい』の感覚が鈍いようだ。
あまりにトイレにいかないし、なんとなくおしっこの匂いがするので
「トイレにいかなくていいの?」
「そんな、トイレに行くことまでも言わないでよ」
「ごめん、でも、出ないようでもとりあえずトイレに行って、
絞り出したほうがいいのよ。足の痛いのが治りやすくなるから」
「え!そうなの?」
「痛みの毒素が排泄されないでしょう?!痛みも毒素なのよ」
「へぇ~そうなのぉ?!じゃあ、行ってくる」…とトイレに行った。
気になったので、トイレの傍で耳をすますと、びっくり!
そんなに出るんかいな!!!!!感じないのかぁ???????
ちょっと心配…。
あ、そうだ、姉からメールがきていた。
「先日も病院へ連れていっていただき、ありがとうございました。
物置をみていただいたり、家に入っていただいたりと
お母さんは嬉しかったようです。ありがとうございました。」
どこか違う…。感覚のズレ…。ま、いい、スルーしているほうが
いいのかもしれない。返事をして、また意味不明にキレられても困る。
姉と私は受け止め方や物事の整理方法が異なる。
私は、姉に「*******をしないでほしい」と言わない。
「△△というようなことを避けて、できるだけ○○○してほしい」と
かなり湾曲にやめてほしいことを伝えている。
それで姉がピンくるならいいけど、残念ながらズレる。
「『~しなさい』とか指導的な表現を避けて、できるだけ『~したほうが
いいんじゃないの』と提案的な表現にしてほしい。『それだからダメなの』
とか否定的なこともちょっとね。そういう対応をすると、不安感が強まって
妄想をおこして警察に電話してしまったりね、この前は☆☆さんの家に
電話しちゃったの。で、ご主人が出てね、色々あるわけよ」と言うと
私には「いつ?お母さんはどう言っているの?」と自分の言動に目を向けず、
母に意識がいく。しまいに「お母さん、☆☆さんのご主人にまで
電話をしたの?」と母に言ってしまう。
で、母が「ご主人に電話したんじゃなくて、夜遅かったから
ご主人が出たのよ」と答えると「サクチャンはご主人に電話をしたと
言っていたわよ」と【誰が何をして、何を言ったか】の世界になる。
じょーしきで考えるとわかると思う。
たとえ私が「お母さんが☆☆さんのご主人に電話した」と言ったとしても
母が☆☆さんのご主人の電話番号を知っているわけがない。
家に電話して、ご主人が出た、ということぐらいピンと来ると思う。
しかも、言っていないことを言ったとなるし…sight
「…と言われた」ならば、くやしいとか、悲しいとか不安になるなど
【誰が何をして、何を言ったか】よりもその背景にある心情を考えてほしい。
自分の姉だけど、じれったいというか、ったくわからないなぁと思う。
確かに母も【誰が何をして、何を言ったか】と事実的表現が以前から多い。
…というか、それしかない感じ。
私にすると「で、悔しいってこと?」と言いたくなる。
母が姉のことをあれこれ言うので「腹がたつの?」
「お母さんなりに一生懸命努力していることが伝わらないようで
悲しくなるのかな?」というと「そうなの」「それよりも辛いの」と
母なりに自分の気持ちを伝えようとしている。
今後、母が気持ちを失うことも考えられる。
今のうちに母の気持ちを十分に感じ取っていたい。
今、私は、母の通訳。母の心の代弁者。
6月24日
サクラ