自白強要ってこんな感じ?


母にはとても波があるように感じる。
今日は火曜だったけど、おかげさまで【火サス】がなかった。

でも話をしていて約30分程度経つと妄想話が出てくる。
よほど興奮していないと、いきなり切り出せないからかしら。
姉家族のところに行く前後は、ひどかった。
来る日も来る日も前の年のことを言って、22時頃帰宅する私に
「友達を連れてきてもいいけど、何も言わないなんて失礼だ」
「水臭い」「欲しいものがあるなら言うといい」
「持っていったものを返せと言っているんじゃない」など。
異常な状態だった。真実じゃなくても「はい、やりました」と
言ってしまうと楽になる、そんな気持ちだった。
でも「お母さん、やったことなら言うよ。でも、いくら言われても
『やっていない』としか言えない。明日も仕事だし、今日の後処理が
あるから、部屋に行くからね」
「人をバカにして!親にする態度か!」と凄い剣幕だった。

妄想を話している時の母の顔は、特別な表情に思える。
何かを思いつめている様子というといいのだろうか。
母の中で何かが変わり始めたのは、たぶん10年経つだろう。
あの頃から、時々、同じことを質問したり、
前回、確認とったことですら「聞いていない。あんたは・・・」と
いうようになっていた。私はサクちゃんからあんたに呼び名が
変わることが多くなった。

過換気症候群となったのもこの頃で、年1回しかも夏に起こす。
母は、20代後半から30代にかけて、よく気を失うことが
多かったと聞いている。脳血流がもともと悪いのだろうか。
ま、そんなことを今更考えても仕方がないので、いいけど。
いずれにしても10年ぐらい前から少しずつ始まり、
5年前に小噴火、そして一緒に住もうとなって、母が家の中を
片付けた4年前にドッカーンときたのだろう。

私は、まだ母の中ではクロ。
母の言葉を借りると「私の友達」なんだけど・・・。
ちょっと質問をしてみた。
「ねぇ、私は忙しくて家に忍び込めないんだよね。
で、私の友達がやっているんだよね?」
「そうでしょう!」
「ねぇ、お姉ちゃんの友達じゃなの?」
「カエデちゃん(姉)は来れないでしょう」
「だって友達なんだよね?お姉ちゃんの友達もこっちに
いるでしょう?」
「カエデちゃんが飛行機に乗ってくるっていうの?!」

でも、話しによると「サクラの車がこの辺りをウロウロしている」
「この前、玄関をあけて外にでると、あそこの角に止まっていた
紺色の車がパーッと走り去った。サクラは紺色の車に乗っている」
と話していたそうだ。

一昨年、母が姉のところに行く時、私は母の家の鍵を返した。
何かあったら母の友人の大森さんに言うといいから。
そして、帰札した母に「入れたでしょう!」と言われた時、
「鍵を返したよね?鍵がないから入れないでしょう?」と言うと
「合鍵ぐらい作れる」と言われた。
その切り替えしの早さに驚いた。間髪いれずって、このことだ。

お金問題は、姉が背負っている。
その他の問題は、私が背負っている。
それで母の胸の中は、平安がもたらせられるのだろうか。
自分の完全性が崩れる事よりも、きっと平安なんだと思う。


4月10日
サクラ