もうひとつの花暦
20時半、母に電話。声よし! ひとまず安心。
ディサービスの感想を聞くと
①桜がもう散りかけていたけど、意外に人出もあった
②梅とは(姿が)違うけど、以前にいった梅林を思い出した
③ディサービスの人はとても親切 など
②は特に嬉しかった。
4-5年前、母に「素敵なところに行こう!」と連れ出し、
「どこに行くの?」と言っても「内緒」としか答えなかった。
現地に着き、梅林を一望できるところに着くと
母は「うわぁ~キレイ」と心底嬉しそうに言った。
ここ数年、私はひたすら仕事に追われ、母は謎の訪問者に悩み、
一緒に出かけることがなくなった。
あの頃の母は、庭のチューップが咲いてかわいいよぉ、
**に行く途中、他所のお庭だけど△△が咲いてキレイなどと
電話をかけると必ず話してくれた。
特に今年は、母に「庭のチューリップは咲いた?」
「木蓮があちこちで咲いているよね」「桜が咲き始めたね」など
意識して話している。
母から返ってくる言葉は「土をいじって手が荒れて凄いの」
「人前に手を出せない」など感性にふれるような内容ではない。
陰性感情が強くなり、陽性感情が弱くなる感じ。ふ~悲しい。
来年は満開の桜で「うわぁ~キレイ」と心を躍らせて欲しい。
5月12日 ふたたび
サクラ