まぁ、いいかぁ
夕方、母に電話をした。
「サクチャン、仕事は終わったの?」
「まだよ、いま途中」
「そうよね、朝のメールでは夜まで移動続きで仕事よね」
「そうよ、いまひとまずお蕎麦を食べてこようと思って」
「あら、餓死しなくてすんだわね、よかったね」
「はい」とスムーズに話が進む。
今日の母は、今朝の私のメール内容を覚えていた。
たびたび母は、午前中「さっきのメールで」と話していながら
午後から「今日、メールは着ていないわよ」と言う。
今朝の私のメールが母にとって印象に残る何かが
あったのかもしれない。
「明後日、病院よね?」
「え?」
「あれ?私、勘違いしているかしら?病院行く日って何日?」
「え~っとカレンダーをみるとね…22日」
「22日ね、今日って何日だった?もう忘れちゃったぁ」
「今日、そんな…今日はね…23日…あら18日」
「18日は済んだわよ」
「あら?ん~… あのね…」と話を変えようとしていた。
「お母さんの頭の回転の早さについていけないわよ。
え~っと今日何日だった?」と戻す。
「20日って言ったでしょう…」
「あ、そうか、20日ね、じゃあ、病院は明後日ね」
「そうよ、大丈夫?疲れているんじゃないの?」
「ははははは、空腹だから脳みそがまわらないの」
「早く食べて仕事に戻りなさい。ありがとう、忙しいのに」
こうして母との会話が終わった。
明後日、母と病院へ行く。あ~薬管理対策がぁ~~。