飛んで帰られないから・・・
仕事で関西にやってきた。
あれ以来、私は出張のことを口にしない。
いないと認識が深まると母の不安感はアップし、
色々な不具合が起こるので、それだけは避けたい。
でも、今朝電話をすると母は泣いていた。
姉から私が関西にいること、そして、不具合を訴えると
「だからお母さんはダメなのよ」
「アルツハイマーとはそういう病気なの」
「それがお母さんの病気なの」などと言われたらしい。
母の認知はもともと少々歪んでいるので真実はわからない。
「たぶん…と思っているに違いない」ということが
いつしか「…と言われた」になっていることが多い。
私も随分それに悩んだ。
姉がどのようにいったか事実は二の次で、
そういうことを含んだ表現だったかもしれないし、
ニュアンスがそうだったのかもしれない。
それより大切なことは、母が泣いているということ。
このマイナス感情をひとまず落ち着けないと、
御近所に迷惑をかけることになるし、
そこから派生して、いろいろな事件が勃発する確率が高い。
ひとまず聴く。聴くに徹する。
しかし、あまり聴いていても妄想が拡大するだけで
これも適切ではなくなるので、ほどほどに聞いて、
今度は「お姉ちゃん、相変わらずだね、ホント、あの人、
表現が下手だから困ったものだね。お母さんのことを
心配していることは間違いないけれど、ど~も表現が
乱暴というか、ホラ、上からものをいうような感じだし…」
「そうなの。サクチャン、わかるでしょう。自分が何でも
知っているような言い方して、上からものを言うのよ」
「ねぇ~損な表現しかできないって困るよね~」
「ホント、心配しているならもう少し優しくいってほしい」
「そうだよね、お母さんのことを離れている分、心配している
ってわかるけど、ちょっとねぇ。ま、心配しているという
気持ちだけ受け止めるしかないね」
「そうだね、わかった。」
こうしてひとまず切り抜けた。ヤレヤレ…。
とりあえず今日はヘルパーさんが来る。
ここ数日、母の様子が不安定なので、間違いなく
投薬しているか、何気なく見てきてもらう依頼をした。
それに過日の会議時にケアマネージャさんがメールを下さると
言っていたけれど、まだ来ていない。
その件もこの際だから伝えよう。
11月29日(木)
サクラ