頼む!そういう刺激をしないで!



水曜以降順調に進んでいる。
ここで騒いでもしょうがないし、なるようにしかならない。
でも、ひたすらなにも起こらなければいいと願う。

で、今朝も恒例の「お薬ですよ」コール。
「サクチャン、あ~サクチャンから電話がきた!
よかったぁ~見捨てられたかと思ったぁ」
「え?見捨てるって?誰が誰を見捨てるの?」
「サクチャンが私を見捨てるの」
「家族の間で見捨てるということがあるの?」
「だってぇ~」とオイオイ泣いている。マイッタ。

誰も出していない水が出ていたらしい。
誰もだしていないって…。まぁ、深く追求しない。
そして、近所の方にいて頂いたらしい。ヤレヤレ…。

「サクチャン、いま、札幌?」
「違うわよ、今日はね、桂太のところにいるのよ」
「そうでしょう…」
「どうしたの?何かあったの?」
「かえでが言っていたから」
「そう、かえでちゃんも言っていたの。この前、私は
お母さんにいついつから桂太のところに泊まりに行くから、
と伝えておいたけど、月日って早いね、もうその日になって
いるのよ。もう11月も終わりだからね、早いね」
「あ、そうね、11月の終わりだものね、そうだ、言っていたわね。
うっかりしてたわ。そう、聞いていた…」
「でしょう。ところで昨日もかえでちゃんから電話がきたの?」
「そうなの。毎日、あ~でもない、こ~でもないって。私、もう嫌だ。
あの人の電話を受けたくない。批判ばかりして、私、情けなくなる」
「そうなの…お姉ちゃんの言い方って、心配している気持ちが
伝わらない表現だからね。桂太ともやっているわよ」
「あら、桂太、かわいそうに」
「そうなのよ、心配しているんでしょうけど、桂太だって
もう大学生なんだから、幼稚園児じゃないし…」
「そうだよね、どうしてかえでってあ~なのかしら」
「ん~表現が下手なのよ」
「だけどね、下手だって自覚がないから始末に負えないわよ」
「ま、そうだけどね、ふふふふふ、お母さんも大変ね」
「そうなの、心配してくれるのはありがたいけど、嫌だわ」
「仕方がないから特別に許してあげよう!特別にね、ふふふふふ」
「そうだね、特別に許してあげるわ。しょうがない子だから」

今朝もこうして、母の気持ちを背けた。

「それよりお母さん、今日、ディサービスの日よ」
「ん~休むってさっき電話をしたの」
「せっかく一段落して、今度は膝が痛くなったら大変よ。
こういう日はね、まず、スカーッとするほうがいいわよ。
外の空気を吸ってリフレッシュしてきてね。
クサクサする時は外に出て深呼吸をするとけっこういいみたい。
私も悲しくなったりするとそうしているの。」
「え?サクチャンもクサクサしたり、悲しくなる時あるの?」
「そりゃ、あるわよ。私だって人間だもの。生きている以上は
楽しいことばかりじゃないし、都合のいいことなんて、滅多に
ないからね。けっこう悲しいこともあるけど、そこは切り替える」
「ホント、サクチャンって偉いわね。私、そういう切り替えが
下手なのよ。」
「そうだね、けっこう引きずるよねぇ。ま、箱入り娘だったし、
箱入り奥さんだったから仕方がないけれどね、ふふふふふ」
「あら、イヤだわ、箱入り娘って60年も前の話でしょう」
「え?60年?お母さん、いくつ?60年前でも20歳を
超えているのよ!いくつまで娘のつもりしているのよ」
「え?嫁に行くまでよ。」
「そうなの~けっこう長いわね。じゃあ、私も娘だわ」
「ん~サクチャンまでいくとちょっと…ふふふふふ」
「あ、時間だ、時間!ディサービスに電話して、お迎えの
依頼をしなきゃね」
「そうね、大至急準備していくわ」
「ん、わかったよ、行ってきてね、また、夜にでも電話するね」

ようやく母が笑った。
気持ちを切り替え、そして笑う…。
私にとっては“あやす”という感じ。

母との電話を切って、すぐにお隣の塩田さんに電話をした。
塩田さんの話によると、今回、母は塩田さんに助けを求めていない。
ということは、大橋さんのところ?!

大橋さんに電話をしたけれど、留守番電話。
とりあえずご迷惑をかけたかも、とメッセージを入れておく。

しばらくたってディサービスに電話を入れると
母は間違いなく行っていたので、ホッとした。


その後、考えに考えた末、姉にメールを入れた。
恐る恐る、という気持ち。ここでヘタなことをいうとマズイ。



おはよ。おかげで紅葉ライトアップを楽しませてもらっています。
今朝、お薬コールをした際、お母さんの様子がおかしかったの。
週2回ディーサービスに通うことにして、冬場、お風呂を使わないで
すむように水落しを頼んでやってもらったの。
でも、開けちゃって水浸しにしたらしい。
で、ご近所にも影響がでるし、今日のディサービスも休むになるし。
とりあえず今日は“治療のためだし・・・”とお願いしていってもらったの。
心配なのは分かるけど、ちっと抑え気味に話して欲しい。
マイナス感情は薬の効果を弱めるし、季節的に鬱傾向になっているし・・。
それにマイナス感情が起こると引きこもりなるし、いろいろ出ちゃうから。
勿論、お母さんの一方的な話だからお姉ちゃんも不本意かもしれないけど。
そのへんよろしくお願いします。

はい 了解しました。これからお鍋を買いに西友へいきます。
お鍋をこがし お味噌汁用以外使えないとのこと
ヘルパーにこびりつきを落としてもらうと言っていましたが
時間ばかりかかる作業なので 買って送ります。


いつも脳の刺激のために買うものがなくても
マーケットへ同行してもらっています。
ヘルパーさんが来て、出かけるまで準備に30分かかるそうで、
基本時間90分をオーバしがち(同じ動作を繰り返すので)。
とにかく自分の都合ではなく他人と関わること、
面倒くさがらずやってみることも進行を抑えるために必須なんですが、
できることは「できるから」としなくなり、
ちょっとでもできないことは避けてしまって・・・
折り紙や塗り絵ももうしないし、
ヘルパーさん独りで買いものへ行ってほしいとか。
『火・土:ディサービス』『木:ヘルパー来訪』『月1金:病院』、
現在、訪問看護検討中。
ここ数ヶ月、話している途中でも脳血流がとまるのか、
ぼーっとするようになることが多くなりました。
(そうすると意味のない行動開始)。
私が札幌にいないことを会話にださないで下さい。
それだけで不安定になるから。
荷物ね、インターフォンの電池を換えても音が小さくて聞こえず、
毎回、ひと騒動しています。
居たのに不在通知だけ置いていったとか、
ご近所に郵便局へ電話をしてほしい、とか。
お鍋はいくつかあるので大丈夫と思えます。
出費もかさむでしょうから・・・でも、私も嬉しいし、複雑な心境です。
とりあえず出かけます。長くてスミマセンいろいろありがとう。


もうどのように伝えると角も立たず、肯定的に受け取ってもらえるか、
私は、しどろもどろメールを出している。
そして、状況などが把握できないと姉はおもしろくない心情が起こる。
けっこう難しい。姉の沽券というものか…。
で、長いメールになる。また、長くなるとこれまた苛立つらしく、
時折「疲れます。あなたの長いメールは長いので」となる。
私は時々、何に注意してメールを出すといいのかわからなくなる。

姉は母同様、その時の、自分の状況&心情に合わないと
不満を持つので、本当に難しい。


こうして、私の12月の最初の日が終わった。


12月1日(土)
サクラ