思った通りの展開・・・
本日、母の受診日。
母のところへ行くといない。
まさか?!と思って携帯電話に電話をすると
「いま診察を受けているの」って^^;
オイオイ、診察の予約時間まであと30分あるわよ!!!
予約の意味がない。よくぞ受け付けて下さいました。
…ということで私はそのまま病院へ行こうか迷った。
でも、ここで行くと母にとってはそこからが始まりで、
「どこかに連れて行ってくれるのにきたんじゃないの?」
になる確率が高くなるので、そのまま仕事に戻った。
で、夜になって再び母の家に行き、薬を小袋に入れ、
日付を書き、カレンダーに貼り付けた。
そして、冷蔵庫の食料品の整理もした。
いつものヘルパーさんがお休みなので、代って今回は
例のヘルパー主任が来たようだ。
相変わらず家族(私)は無視で、交代の連絡がない。
母はイレギュラーなことがあれば、表面に出さないが
何事にも不信感をいだきがちなので、通常と違うことが
ある場合、必ず事前に知らせておいてほしいとお願いしている。
事前に知らせておいてもらえると私から母に話し、
メモで残すこともできるので、トラブルが少ない。
ヘルパー事業所は、そういう配慮がない!
そして、先日の勝手な来訪を不審がる声が出てしまった。
「午前中にヘルパーさんがお茶を飲みにきたの。
そしてね、午後からまたヘルパーさんが来て
いつものようにいろいろ手伝ってくれたの。
正直に話してほしい。私のどこかがおかしい
ということなの?監視でもしようとしているの?」
「そうじゃないの。どうしているか心配して来てくれたの」
「あら、午後からヘルパーさんが来るんだからわかるでしょう」
「自分の目で確かめたかったんじゃないの?問題なくやっているか
確認するのも介護保険申請に必要だって。」
「ふ~ん、ヘルパーさん同志、疑っているみたいね」
「疑うっていうより確認ってことよ」
「でも予めいついつ来ますって言っていなかったでしょう?
サクチャン、私に言い忘れていたの?」
「私も聞いていないわよ。それよりあの日の朝、用事があって
電話したら、これからお母さんのところへ行くというので
お断りしたの。」
「断ってくれたの?」
「そうよ」
「断ってくれたのに来たの?」
「…」
「ずいぶん失礼ね。サクチャンの言うことを無視したのね!」
「よかれと思ってやったのだろうし、もう済んだことだから。
それに今後は考えてほしいと伝えたから」
「いやね、そうして苦情みたいなことを言わないとならないなんて。
山崎さんのところはうるさいとか難しいと言われないかしら」
「言われたって仕方がないと思うけど、言わないほうがいい?」
「言わないほうがいいって、言わなければ自分たちは正しいと
思ってエスカレートするでしょう」
「…でも、お母さんが喜んでくれたらそれでいいってことで」
「喜ぶって、訪ねてきてくれて嫌な顔もしないけど…私が
喜んでいたと言っていたの?」
「そうよ、お母さんの化粧品をどうするといいかとファックスが
着ていたのね。その後ろのほうに『私が行って喜んで下さいました』
って書いてあったわよ」
「ずいぶん幼稚だわね。いちいちそんなことを。自己PR?」
「ふふふふふ、ま、なんでもいいわ。私にとっては仕事で行って
喜ばれた、叱られたって、家族に報告することってわからない」
「自分の会社に戻っていうならね、わかるわよね」
「そうなのよ。だからわからないのよ」
「下手に喜べぶこともできないわね」
「ん?そういう問題じゃないようにも思うけど」
「だってそうでしょう?こっちは布団にはいってから、
色々考えちゃって、どうしてきたのか、不安になっているのに」
「あ、そうか、不安だったのね。」
「そうよ、サクチャンから何も聞いていないのに、1日に2回も
あそこの人が代わる代わる来て…。サクチャンがいるならいいわよ。
サクチャンがいなくって、このままサクチャンが帰ってこないのか、
見捨てるつもりで、あそこの人たちに頼んだのかとか」
そういうと母は泣きだした。
先日も同じように私に「どうして1日2回来たのか?」と聞いていた。
きっと心の中で「見捨てるつもり」という不安があったのだろう。
そう、母は母親と死別して、それが「見捨てられた」という気持ちで
いまだにいる。ここだけを聞くと幼児期に死別したと思うけど、
かぞえ年で15歳だから本当はそんな感情をもつのもおかしい。
でも、母は15歳ちかくになっても心理的に幼かったので、
こうした喪失感情をもってしまった。
だから異常なほど執着心ももっている。
立派な、毅然とした印象でいたい母は、絶対に人にみせない。
担当医にすら「寂しい」と漏らしていないようだ。
みんなある部分、都合のいいように自分の主観で受け止めて
家族の話は大袈裟か、それとも過剰な心配と受けとめるようだ。
ったく、他人は結局、わからないということだ。
12/14
サクラ